ファイト・掌破道①「がんばれチアリーさん」

登場人物
cheery.jpgチアリー=オーフェルヴェック
fight.jpgファイト=オー


04-27
空間に走る亀裂「食事処「たい焼きうどん」より南に20kmの荒野。宵闇に突如として光が差し込む。それは空間に浮かんだ亀裂から伸びている。やがて光は大きくなっていく。宙に浮かんだその形は、十字。その様はまさに聖書に語られる秘跡の顕現であった。

・・・その十字の奥から伸び出でる、人の影さえなければ。」


04-28
チアリー「よいしょっ。(亀裂から飛び出す)
ふぅ、なんとか上手くいったようですね。主のお導きに感謝です」

チアリー「ここがあの子のいる世界、ですか・・・。まったく、あの子ってばちっとも連絡よこさないで、こんなところにいるなんて・・・お姉ちゃんを心配させないでもらいたいですっ
今回こそは必ずオーフェルヴェックのお家に連れ帰ってみせます!かくご〜!」

ファイト「(ざわっ)な、なんだ?妙に嫌な気配を感じるぞ・・・?掌破ソナーに反応はねえが・・・」


04-29
チアリー「(懐から取り出した十字架を掲げ祈りをささげる・・・
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリー「あれれ?奇跡がうまく使えない・・・?世界が違うから、ですか。あの子の居場所は自力で見つけ出すしかないようですね・・・
【偶数失敗0 ファイトまで0/20km】」


04-30
チアリー「まずはこの荒野を抜けましょう。この世界のことはまだよく分かってませんが、危険な野生生物がいるかもしれませんし。そう危険な、野生・・・生物・・・危険な・・・危険・・・。
ううぅ、なんだか不安になってきました・・・あの子は無事なのでしょうか・・・?
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリー「とりあえずは何事もなく進めましたね。向こうの方に森が見えます。あと3kmほど先でしょうか。幾分かの食料は持ってきていますが、現地で食料調達できるのがベストです。ふふ、騎士団研修で培ったお姉ちゃんのサバイバル技術、甘く見るなですよ~
【奇数成功+1 ファイトまで1/20km】」


05-01
チアリー「ムムッ、主のお導きを感じます!ちゃんすたいむとかいうやつですね!?
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

チアリー「ふぅ、だいぶ歩きました。そろそろ森に入りそうです。今日はこの辺で休みましょうか。(専用の結界法具を四方に設置しテントを設営する)
【奇数成功+2 ファイトまで3/20km】」


05-03
チアリー「・・・・・・ハッ!ねねね寝過ごしましたぁぁぁ・・・!早く出発します!!
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリー「あぅ、あわてていたら忘れ物をしてしまいました・・・。取りに戻らないと・・・ぐすん。
【偶数失敗0 ファイトまで3/20km】」


05-04
チアリー「さあ、気を取り直して張り切っていきましょー!
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリー「ようやく森の入口に着きました・・・。なんだか鬱蒼としていて雰囲気のある森ですね。魔女でも住んでいそう。
【奇数成功+1 ファイトまで4/20km】」


05-05
チアリー「(不意に妙な寒気を覚え、チアリーは目を凝らして森の奥を観察する。木々の間にはただ闇が揺蕩うばかり、何も見て取ることはできなかった。だが・・・、)
この森、何かいる。
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

顔の無い幽霊「(ダレダ・・・オマエハ・・・。ココハ我らのネムル地。我らが王のオサメル地。オマエからは我らのネムリを妨げる『気』をカンジル・・・。出ていけ・・・この森からデテイケ・・・!)
【奇数成功+2 ファイトまで6/20km】」


05-06
チアリー「ゴーストですか。どうやらこの森、悪しき者共の巣窟と化しているようですね。
・・・憐れな。地に繋がれ、現世に縛られたその御霊、私が解放します。(十字を切り、細身の銀剣を二本構える)
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリーashes to ashes... dust to dust...
ふぅ、どうにか浄化できましたが手こずりましたね。やはりこの世界では奇跡の術が使いづらいようです。油断せずに行きましょう。
【偶数失敗0 ファイトまで6/20km】」


05-07
チアリー「(武器に祝福を、衣服に加護を施す)主の導きはここに―――、さあ悪霊よ、どこからでもかかってきなさい。
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

「辺りは静まり返り、僧侶の足音のみが聞こえる。チアリーは木々の間から彼女を見つめる気配を感じるが、次の瞬間にそれは森の闇へと掻き消える。
【偶数失敗+1 ファイトまで7/20km】」

チアリー「(どうやら先ほどの戦闘で警戒されているようですね…ですがゴーストたち自体に高い知性は感じられませんでした。つまりは知性を有する何者かに、統率されているということ。)
何者かは知りませんが、人命を愚弄するがごとき貴方の罪は・・・・・・
私が必ず、裁く。」


05-08
チアリー「では、参りましょう。
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

チアリー「・・・・・・水音?近くに川が流れているようですね。調べてみれば何かわかるかもしれません。
【奇数成功+2 ファイトまで9/20km】」


05-09
チアリー「おなかが空いたので持ってきたおにぎりを食べましょう。
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

チアリー「(森の中に流れる川を見つける)川は冥界を表すメタファー。もしこの森の悪霊を統べるものがいるならば、この川を操霊儀式の記号として組み込んでいるはず・・・。付近を捜索してみましょう。
【奇数成功+2 ファイトまで11/20km】」


05-10
チアリー「向こう岸の方に何か・・・
あれはいったい・・・・・・?
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

向こう岸「それは葬列であり、軍隊だった。並んだ亡霊どもは見えるだけでも数十体。顔無、首無、火の玉、エトセトラ。各々が邪悪を孕んだどす黒いオーラを纏い、その流れが一か所へと集約している。
軍を率い中心に立つのは、まさしく亡霊の王だった。黒いローブを纏い、血の抜けきった白い顔のみを森の闇に浮かべるヒトガタ。人か霊かも定かでないその者は、己が領土に迷い込んだ哀れな神のしもべを静かに睥睨する。
その瞳は、悪意を煮詰めたような赤色だった。
【奇数成功+2 ファイトまで13/20km】」


05-11
チアリー「(人間・・・?いや、違う。あの瘴気の渦の中心で、ただの人間が平気でいられるはずがない。もとは人間だったのでしょうが・・・。愚かな。人の身を捨てて、手に入れたのがあのような・・・)
貴方がこの森の亡霊たちの主ですか!
答えなさい・・・!邪法に傾倒し、迷える魂を縛り付け、支配し、その先にいったい何を求めるというのですか!?
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

亡霊の王「(チアリーの呼びかけに対し、鬱陶しそうに首をぐるりと回す。その頭には髪はなく、頬は痩せこけひび割れている。)
黙れ餓鬼が。知ったような口を叩くんじゃねえ、てめえに俺の何がわかるっていうんだ。
俺を見下すんじゃねえ、俺を蔑むんじゃねえ、俺に逆らうんじゃねえ・・・!俺は王だ。俺こそが王なのだ。
我が領土に土足で踏み入った代償は、てめえの血と、肉と、魂で贖ってもらうぜ・・・!!さあ我が薄汚い死人の精鋭たちよ!!あの糞生意気な女を食らい尽くし、その心臓を俺に供せよ!!!
【奇数成功+2 ファイトまで15/20km】」


05-12
チアリー「(抜き放った銀剣を次々に自らの四方に投げ、聖句をつぶやく。地面へと突き刺さった四本の銀剣から火線が走り結界を形成する)
・・・帰りなさい、あなたたちがいるべき場所へ。私がお手伝いします。
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

チアリー「(真っ先に結界に侵入した首のない騎士の霊を殴り)ハァ!!
(次にチアリーの左右を挟むように回り込んできた二体の霊に肘打ちを決め)セァ!!
(ひときわ大きな男性型の霊の胸板をブーツで貫き、同時にその後ろにいた霊の顔もぶち抜きながら)トリャ!!
まだまだァ!!!
【奇数成功+1 ファイトまで16/20km】」

亡霊の王「(次々にチアリーに襲い掛かっては打撃によって霧消させられていく己が配下を川の向こうから見ながら)
・・・バカな!!素手で俺の血肉を持たぬ軍勢を圧倒するだと!!?なんだあの結界・・・いや、なんなんだあの女は!!」


05-13
チアリー「・・・ハァ・・・ッ・・・ハァ・・・ハァ!
(一方的に亡霊たちを殴って昇天させていたチアリーだったが、あまりにも敵の数が多く疲労の色が見え始めた。)
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

亡霊の王「どうしたクソ尼、さっきまでの威勢がなくなって来たようだぜぇ?
・・・だがまあ、我が軍勢を単騎でここまで削るとは・・・恐れ入った。まったく、その誇り高さに、怒りを超えて敬意を抱くぜ・・・。
王の決定だ。てめえは、その美しさを抱いたまま、俺の玩具として永遠に犯し殺し続けてやる・・・!
(川の向こう側で傍観していた亡者の王が下卑た笑みを浮かべながら浮遊し、チアリーの方へ襲い掛かる・・・!)
【偶数失敗+1 ファイトまで17/20km】」


05-17
チアリー「奴が、来る!間に合え・・・!!
(飛翔する黒い影を視界にとらえ、チアリーは印を切る。自ら敷いた結界を、領域内に作用する霊体干渉型から、境界へ作用する障壁型へ転換する)
【11:30~12:00チャンス! 秒数末端 奇数→成功+2 偶数→失敗+1 0→大成功+6】」

亡霊の王・・・無駄だッ!!
(不浄者相手ならば城壁レベルの強さを誇るチアリーの結界。だがそれは亡霊の王の右手に触れた途端、飴細工のごとく崩れ去った。)
【奇数成功+2 ファイトまで19/20km】」

チアリー「えっ・・・?
(結界を容易に砕かれたことに驚愕の色を浮かべるチアリー。対応が遅れ、王の右手による打撃が胸部へ直撃する)
ガッ・・・ハァ・・・・!!!
(森の木々を数本巻き込みながらはるか後方へと吹き飛ばされるチアリー。直撃を食らった右胸部からはチアリーの血とともに黒い靄が立ち上る。)」

亡霊の王「(周囲の亡霊が王の右手へと吸い込まれていく)
フゥ・・・、他愛もねえ。もう少し手ごたえがあるかと思ったが、所詮女か・・・。
もっとも、この俺が強すぎるんだがなぁ!!ヒャハッハッハハハハハハ!!!
教えてやるぜクソ餓鬼。この右腕は『魂蔵』っていってなぁ、人の魂やらが好物の大食らいだが、食うモン食わしてやりゃあご覧の通りよ。
さあて、てめえに消された配下と、俺が食っちまった餌の分を回収させてもらうぜ・・・!
(意識の飛んでいるチアリーへ、再び『右腕』が振り下ろされる・・・!)」


05-19
チアリー「(だめ・・・!!体が動かない、やられる・・・)
ごめんね、ファイ、ト・・・、
【秒数末端 奇数→成功+1 偶数→失敗0 0→大成功+3】」

亡霊の王「(突然現れた赤ジャケットの男に、振り下ろそうとした腕を後ろから掴まれる)
・・・何ッ!?
【0大成功+3 ファイトまで20/20km FULL!!】」

懐かしい影「・・・おい、お前・・・、俺の姉ちゃんに何してやがる!!!
(掴んだ掌から光が迸り、亡霊の腕を吹き飛ばす!)」

チアリー「・・・あ、あなたは・・・!」

ファイト「―――---―――掌破、参上・・・・・・」

ファイトこっからは俺が相手だ!!

亡霊の王「き、キサマぁ・・・!あのときの一味の一人か・・・!おのれおのれおのれ、また俺の覇道の邪魔立てをするかッッ!!」

ファイト「あ?誰かと思ったら、二年前に俺らでボコった死霊術師じゃねえか。ずいぶん様変わりしたから気づかなかったぜ。
・・・ったく、せっかく俺らから逃げおおせたってのにまた似たようなことしてんのか。しかも人間までやめちまって・・・馬鹿な奴だぜ・・・。だが、今度は逃がさねえ。てめえは絶対に触れちゃいけないもんに手を出した。
覚悟しろ、悪党。我が掌破が貴様を破る!!

亡霊の王「黙れ雑魚が!俺は強い!俺は王だぞ!?もう貴様らの魂なぞいるものか!我が軍勢よ、奴らを消しつくすのだ!!」

チアリー「(ダメ・・・、あの子の技じゃこの数は捌ききれない!癒身の法もまだ間に合わない・・・)
やめて、ファイト・・・!逃げて、逃げなさい・・・!!」

ファイト「(迫りくる亡霊の軍団を見据え、両の掌を胸の前で合わせる)
炎殺掌破・・・七式『火尖槍』・・・破ァ!!!

つまりカ〇ハメ波「ファイトの両の掌から放たれた炎の槍は全部で五条。『気』の変換によって練られたその炎は、霊体であるはずの敵軍を薙ぎ払い、焼き尽くした。川のそばでなければ森を更地に変えていただろう」

チアリー「(なっ!?なんて馬鹿げた威力・・・!)」

亡霊の王「あ、あぁ、我が軍勢が・・・俺の、俺の最強の軍隊が・・・一撃で・・・。
なんなんだお前らは・・・!?一体なんなんだその技は!!?」

ファイト「何が最強の軍隊だ、無理やり集めた雑霊並べただけのお山の大将が。知らねえなら教えてやらぁ。
俺たちは史上最高の姉弟で、この技は史上最強の技、『掌破』だ!!」

亡霊の王「クソ!クソ!バカにしやがって!俺は負けてねえぞ!!俺はまだやれる!!
もう王じゃなくていい、てめえらを始末できるなら、ここで全部使いきっても構わねえ!!
失われし悪魔の右腕よ・・・、我が肉を食らえ、我が血を飲み干せ、我が魂をもって、その真威をここに顕せ!!
(ファイトに吹き飛ばされたはずの右腕から闇があふれ出し、亡霊の王だった男を取り込んでいく・・・)」

ファイト「・・・チッ。
バッカヤローが。自分を捨ててまで貫ける矜持があるなら、最初っから道を踏み外すんじゃねえよ・・・。
だが、こいつぁさすがに一人じゃ荷が重いかね。誰か連れてくるんだったぜ」

名も無き獣「(闇はやがて男のすべてを食らいつくし、形を得た。それはまさしく悪魔の姿だった。ファイトの二倍を超える身の丈。手足には短剣ほどもある爪。漆黒の影の中に、唯一光る紅い瞳。それは闇でできた狼男だった。)」

チアリー「泣き言言っちゃだめよ、男の子でしょう?大丈夫、だって私たちは『最高の姉弟』なんだもん」

ファイト「・・・けがは大丈夫なのかよ」

チアリー「ええ、貴方が時間を稼いでくれたおかげ。
(チアリーが指を鳴らすと、辺りに散らばっていた銀剣が彼女の両手に集まる。)
・・・ファイトがこんなに強くなってるなんて知らなかった。お姉ちゃんびっくりしちゃった。でもね、お姉ちゃんだって負けてられないんだから・・・!」

名も無き獣グォォォオオオオオオオオオオオオオン!!!
(理性無き獣が本能で己の敵を感じ取り、二人へと襲いかかる)」

ファイト「・・・ハッ!いいぜ化けモン、かかってきやがれ。だが、気を付けろよ・・・ここからは、
ここからは俺たちの掌破だッッッ!!








  • 最終更新:2015-05-21 23:40:04

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